汚れた状態

汚れた状態


  • 汚れた状態とは:それを清めるまでは、人がサラーを行うことを禁じられる、観念的性質のことです。穢れのような、具体的物質のことではありません。
  • 汚れた状態は、ムスリムが清浄な水でウドゥーかグスル(96頁を参照)をすれば、なくなります。清浄な水とは:穢れが混じってはおらず、それが色や味や臭いを変化させてはいない水のことです。
    そして、ウドゥーをすればタハーラの状態になったことになり、また汚れた状態になるまでサラーをすることが出来るようになります。


  • 汚れた状態は、2つに分けられます:
    • 1

      それを解消するには、ウドゥーが必要とされるもの。これは小汚と呼びます。

    • 2

      それを解消するには、グスルが必要とされるもの。これは大汚と呼びます。



小汚とウドゥー


ムスリムのタハーラは、以下のことが起きると損なわれ、サラーするにはウドゥーが必要となります:


1

大便と小便、及びおならなど、それら2つの排泄口から出る全てのもの。アッラーは、清浄さが無効になるものについて、こう仰せられました。『あるいは、あなた方の内の者が窪地からやって来たら…』(クルアーン4:43)また預言者rは、サラーの最中に自分が汚れた状態に陥ってしまったのではないか、と疑う者に、こう仰いました。「音を聞いたり、臭いをかいだりするまでは、(サラーから)立ち去ってはならない。」(アル=ブハーリー175、ムスリム361)


2

欲望をもって、直に性器を触ること。預言者rは仰いました。「性器を触った者は、ウドゥーせよ。」(アブー・ダーウード181)


3

ラクダの肉を食べること。預言者rは「ラクダの肉を食べたら、ウドゥーすべきでしょうか?」という質問に答え、こう仰いました。「ええ。」(ムスリム360)


4

眠りや精神の異常、酔いにより、理性を失うこと。


眠りや精神の異常、酔いにより、理性を失うことは、タハーラを無効にします。