サラーの位置づけと徳

サラーの位置づけと徳


サラーは、身体による最も偉大な崇拝であり、その中でも最も崇高なものです。サラーは心と理性、言葉による包括的な崇拝であり、サラーの重要性は多くのことに現れています。その一部をご紹介しましょう:


サラーは最高の位置づけをされています


1

サラーはイスラームの5本の柱の内、2番目の柱を成しています。預言者rは仰いました。「イスラームは5本(の柱)から成り立っている:アッラーの外に崇拝すべき何ものもなく、ムハンマドはアッラーの使徒であるという証言、サラーの遵守・・・」(アル=ブハーリー8、ムスリム16)そして建物における柱とは、建物を支える根幹であり、それなしには成立しないものなのです。

2

イスラーム法典拠は、サラーを遵守するかどうかで、ムスリムと非ムスリムを区別しています。預言者rは仰いました。「人とシルク、および不信仰の間には、サラーの放棄がある。」(ムスリム82)また、こう仰いました。「私たちと彼ら(不信仰者)の間の保障は、サラーである。それで、それを放棄した者は不信仰に陥ったことになるのだ。」(アッ=ティルミズィー2621、アン=ナサーイー463)

3

アッラーUは、いかなる状況においても、サラーを守るよう命じられました。それは旅行中でも滞在中でも、平穏な時でも戦時中でも、健康な時でも病気の時でも同様で、可能な限りの形で行われます。アッラーは、こう仰せられました。『サラーを守るのだ。』(クルアーン2:238)また、信仰者であるそのしもべたちを、こう描写されました。『また、自らのサラーを守る者たち。』(クルアーン23:9)


サラーの徳


クルアーンとスンナ(47頁を参照)には、サラーの徳についての数多くの典拠があります。その一部を以下に挙げましょう:

1

サラーは罪の償いとなります。預言者rは仰いました。「5つの(義務の)サラー、そして金曜の合同サラーと次の金曜の合同サラーを続けて行うことは、その間の(罪の)償いとなる。ただし、それも大罪を避ける限りだが。」(ムスリム233、アッ=ティルミズィー214)

2

サラーは、ムスリムの全人生を照らす光です。サラーは彼を善へと促し、悪から遠ざけるのです。それはアッラーが、『本当にサラーは、醜行と悪事から遠ざける。』(クルアーン29:45)と仰せられ、預言者rが「サラーは光である」(ムスリム223)と仰る通りです。

3

サラーは しもべにとって、審判の日に真っ先に清算されるものです。それでサラーが正しく、受け入れられた者は、その他の行いも受け入れられます。そしてサラーが受け入れられなかった者は、その他の行いも受け入れられません。預言者rは仰いました。「 審判の日、しもべが最初に清算されるのがサラーである。それが正しければ、残りの行いも正しいものとなり、それが悪ければ、残りの行いも悪くなるのだ。」(アッ=タバラーニー「アル=アウサト」1859)

アッラーIは、人間が戦時中であれ、災難時であれ、いかなる状況においてもサラーを守ることを命じられました。

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サラーは、そこにおいて信仰者が主に向かって密かに語りかける、最も甘美な瞬間です。

そこでは休息と安楽、アッラーUへの親しみを見い出すことができます。

また、預言者rが「わが楽しみは、サラーにある」(アン=ナサーイー3940)と仰ったように、サラーは彼にとっての最高の喜びでもありました。

また彼は、彼のムアッズィン(サラーへと呼びかける人)であった教友ビラールtに、こう仰ったものでした。「ビラールよ、サラーで休息しよう。」(アブー・ダーウード4985)

また預言者rは、何かで不安になると、サラーへと難を逃れたものでした(アブー・ダーウード1319)。

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サラーをしなければならない人とは?


サラーは正常な理性を備えた、全ての成人ムスリムに義務づけられます。ただし月経や出産後の出血がある女性はその限りではなく、その間はサラーをしません。そして月経が終わり、出血が止まった後でも、やり過ごしたサラーのやり直しはしません(96頁を参照)。 


また人は、以下に挙げる徴のいずれかによって、成人したと見なされます:


(ヒジュラ暦で)15歳になる。
陰部における発毛。
睡眠中かどうかは問わず、精通を見ること。
女性の月経、あるいは妊娠。