
イスラームは、集団でサラーすることを命じ、それがモスクで行われることを勧めました。それは、それがムスリムの話し合いと集会の場となり、彼らの間の同胞の絆と愛情を深めるためなのです。また集団でのサラーは男性にとって、1人で行うものよりも何倍もよいものとされました。預言者rは、こう仰っています。「集団における男性のサラーは、単独でのサラーよりも、27段階優れている。」(アル=ブハーリー619、ムスリム650、アフマド5921)
しかしサラーは、いかなる場所でも有効です。これは預言者rが次のように仰る通り、アッラーの私たちに対するご慈悲なのです。「大地は私にとってのモスクとされ、清浄な場とされた。それでサラーの時間が来たら、私の共同体の者にはサラーを行わせるのだ。」(アル=ブハーリー328、ムスリム521)
サラーの場所の条件
イスラームは、サラーの場所が清浄な地であることを条件づけました。アッラーは、こう仰せられます。『また、われらはイブラーヒームとイスマーイールに、命じた。“タワーフをする者たち、イァティカーフ(お篭り)する者たち、ルクーしサジダ(113頁を参照)する者たちのために、わが館を清めよ。”』(クルアーン2:125)そして物事の基本はタハーラであり、穢れは偶発的なものです。ゆえに穢れの存在が分からない限りは、タハーラの状態にあると見なして下さい。また、特定の絨毯や布地の上でしかサラーしないことは、推奨されていることではありません。
また、サラーの場所について気をつけるべき、いくつかのことがあります。以下にそれらを挙げてみましょう:
1
サラーの場所で、他人に迷惑をかけないこと。例えば人が通る道や通路、他人の迷惑や混雑の原因となる、留まることを禁じられているような場所でサラーすることは、禁じられます。アッラーの使徒rは、害することを禁じて、こう仰いました。「害されることも、害することも、あってはならない。」(イブン・マージャ2340、アフマド2865)
2
写真やうるさい音、音楽など、サラーする者を邪魔するようなものがないこと。
3
崇拝が、嘲笑やからかいの的となるような場所ではないこと。つまり、酔っ払いや過激な人々などがいる場所でサラーするようなことです。アッラーはご自身が、不信仰者たちから不当にも無知ゆえに中傷されぬよう、彼らの崇拝物を中傷することを禁じられました。アッラーは、仰せられます。『また、彼らがアッラーをよそに祈っているものたちを、中傷するのではない。そうすれば彼らは、不当にも無知からアッラーを中傷するから。』(クルアーン6:108)
4
そもそも、そこがアッラーへの不服従のために用意されたような場所ではないこと。つまりディスコやクラブなどのことで、そのような場所でのサラーは忌避されます。


- モスクの中で、集団でサラーすることは可能ですか?
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はい
男性には、集団でサラーすることが強調されています。それは最も偉大で、アッラーに愛される行いの1つであり、女性にとっては(義務ではなく)許されたものです。
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いいえ
モスクでサラーを出来ない場合、その代わりの場所には穢れがありますか?
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はい
穢れがある場所でのサラーは、禁じられます。アッラーはサラーにおいて、私たちにタハーラを命じられました。
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いいえ
その場所に穢れがない場合、そこでサラーを行えば、他人に迷惑はかかりますか(例えば、人の通り道であるような場合)?
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はい
例えサラーのためであっても、他人を害することや困らせることは禁じられます。別の場所を選ばなければなりません。
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いいえ
その場所には、写真やうるさい音など、サラーを邪魔するようなものはありますか?
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はい
サラーを邪魔し、そこから気をそらせるような全ての物事から、遠ざかるべきです。
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いいえ
地上のいかなる場所でも、サラーを有効に行うことが出来るのは、イスラーム共同体の特質の1つであり、アッラーのご慈悲でもあります。
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