アッラーがサウムを免除した人々

アッラーがサウムを免除した人々


アッラーはある種の人々に、ラマダーン月にサウムしなくてもよいという許可を与えられました。それは彼らへの軽減と慈悲、簡易化のためであり、以下に挙げる人々です:

1

サウムによって被害を被る病人。サウムをせず、それをラマダーン後に償うことが許されます。


2

高齢や、回復の見通しのない病気ゆえに、サウムができない人。サウムをせず、一日につきその土地の主食1.5キロ分を、1人の貧者に施すことが許されます。


3

移動中、あるいは4日未満の一時滞在中の旅行者。サウムをせず、それをラマダーン後に償うことが許されます。アッラーは仰せられました。『そして病気だったり、旅行中だったりした者は、別の日々にその日数を(サウムせよ)。アッラーはあなた方に容易さをお望みになるのであり、あなた方に困難を望まれているのではない。』(クルアーン2:18)


4

月経/産後の出血。それらの女性にはサウムが禁じられ、サウムしても無効です。出来なかったサウムは、ラマダーン後に償わなければなりません。


5

妊婦と授乳中の女性。サウムによる自分自身、あるいは胎児・子供の害を恐れるのであれば、サウムをせず、その日の分を後に償います。


ラマダーン月にサウムを破る人

正当な理由もなしにサウムを破った人は、大きな罪を犯したことと、創造主のご命令に背いたことゆえにアッラーIに悔悟し、その日のサウムをやり直さなければなりません。ただし性交によってサウムを破った人は別で、その場合その日のサウムをやり直す外、その罪の償い‐奴隷1人の解放‐をしなければなりません。つまりムスリムの奴隷を1人買い、解放することです。イスラームは事ある毎に、人間を隷属・奴隷状態から解放する重要性を説いています。そして現代のように奴隷が存在しない場合は、2ヶ月連続のサウムをし、それも出来なければ60人の貧者に食べ物を施します。